おクチの外科

『歯科』と言えば、脊髄反射的に「歯医者さん」という言葉がぼんやり浮かんできます。
歯科病院というのは歯のマークを付けた、可動式の椅子と強い光を発する小さなライトと、先生が頭につけている丸い銀色のアレが思い浮かびます。

歯科病院、歯科クリニックで治療する対象となるのは歯、ですが、歯を中心として、ひとのお口まわりのさまざまな箇所を特に、外科的なアプローチで治療するところがあります。
『口腔外科』というのが、その分野の名前です。
口腔外科のお医者さんたちは、虫歯や歯周病や何やといった歯の病気や症状を相手にしながらその周りにある、おクチ全体の問題を治療対象としています。
口というのは、唇があってその中に歯があって舌があって、口の開閉を行なっている顎があって……というふうに、さまざまな働きをする部分部分がそれぞれに役割を引き受けながら、私たちの、何かを喋ったりモノを食べたり、ということを担っています。

これらの部分というのはそれぞれに、歯の、歯茎の、舌の、唇の、顎の、それぞれに抱える疾患や、特有の病気などがあります。
口腔外科というところでは、歯を中心としたおクチ全体の、カタチを整えることから病気を治すことまで、行なっています。

歯のカタチを整える――というのは何を意味しているのかというと、口をあんぐり開けたときに歯がちゃんと必要な本数そろっているか、ということがまずはあります。
歯の数というのは決まっていますが、病気や、事故や何やで、削って抜歯したり、折れて抜歯しなければならなかったりと、いろんな理由から欠けてしまう場合があります。
それを補うための治療に、『インプラント』というものがあります。インプラントを使う治療は、見ていくとまさに、ガッツリ『外科』な治療であることが分かります。

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